
腸骨…左右にあり、おしりの立体感を作っている骨。ぞうの耳のような形をしています。
恥骨…腸骨の前結合部にある小さい骨。
尾骨…仙骨の先端についてる、「人の尻尾」。
仙骨…腸骨の結合部にある骨。腸骨とは「滑面関節」といって面と面が擦れあう様に接続しています。
接続部分のすべりよさが骨盤のしなやかさを決定する上で重要なのです。
また、滑りが悪いと骨が直接、衝撃を受け、椎間板がつぶれたりって事も。

骨盤が閉まる…腸骨が背中側に持ち上がり、骨盤内スペースが挟まります。
背骨が綺麗なS字に湾曲し、仙骨の出っ張った部分が張り出します。
ここが床に当たって寝ていられなくなるので、自然に目が覚めます。
夜、広がった大腸や膀胱にたまった排泄物が 、
骨盤内スペースが狭くなることで押し出されます。
骨盤が開く…腸骨が下垂し、恥骨結合が前にせりだします。
野球のフライを捕るときの両手のような状態になり、骨盤内スペースが広がります。
抱え込まれた内臓がのびのびするのはそのせい。
背骨の湾曲角度がゆるやかになり、おしりもぺったんこ。
まぶたも下に下がって、睡魔に勝てないときの骨盤です。
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